ラプラスの回想録

未来を見通せないので色々振り返ろうかと

素数大富豪に出会ってから

12月17日。17日目を担当させて頂きます、ラプラスと申します。ブログとか書くのをやった事ないのでお見苦しいところなどあると思いますが、どうか生温かい目で見守って頂けると幸いです。


さてさて、僕が12月17日を選んだのは、勿論1217が素数であるからなんですが、素数大富豪をプレーしていて僕がよく苦しめられる12と個人的に好きな17(恐らく17が嫌いだと考える方のほうが少ないんじゃないかと思いますが)が組み合わせられていて、なんかぴったりだなと思ったわけです。


そういうわけで、今回は僕が素数大富豪に出会ってからの事を書いていきたいと思います!

僕が素数大富豪の事を知ったのは大体今年の3月くらいだと記憶しています。
本当に偶然で、ネットで色々漁ってたところ「素数大富豪」という謎めいた言葉を発見…。
検索かけてみるとなんとルールのpdfまで発見。
取り敢えず目を通してみると内容も凄く面白そうで、これ一回やってみたいなーと思ったんです。

早速、数学好きな友人と初プレー!!
2人でこりゃ面白い!という事で素数大富豪にはまってしまったんです。

その友人と2人で暫くは遊んでいたのですが、それからこんな事を思いました。

他の友人とも遊びたい!!
僕達だけじゃ勿体ない!!!
このゲームを広めたい!

早速友人らに声を掛けてみたのですが、ここであることに気づきます。

素数」という単語に恐れをなす人が多い

これは驚きでした。


僕「素数大富豪って遊びあるんだけどやらない?」

友人「えっ、何?素数大富豪?」

僕「そう。」

友人「僕はやめとくよ…難しそうだし…」


大体この流れでその後、誰でも楽しく遊べる新しいトランプゲームだということを主張するのですが、、そのまま……終了。
華麗に断られてしまうわけです…。(悲しい)

本当に「だめじゃこりゃ…」って感じでした。

素数」というキーワードがあるだけで、
「難しい」というイメージを連想してしまうのは整数問題に苦しめられてるせいなのか、そもそも数学に対してのものなのか…兎も角悉く断られました。

友人らの「素数大富豪」に対するイメージを早急に変えてく事は難しい…
そこで僕は広めていく対象を変えることにしました。


【地下への侵攻】


僕の高校では、一階が立地上、地下に位置しており、一階の隅に科学関連の部活が集まっている(隔離されている)為、それらの部活を一括して「地下部」と呼んでいます。地下部の住人は大変面白く、好奇心に満ちた人が集まってるイメージがあった(『変人の巣窟』とも呼ばれている)ので、此方側の人の方がウケがいいのではと考えたわけです。
この頃からトランプをカバンにいれ、持ち歩き始めます。

作戦は…概ね成功。
初めは数名でしたが、一先ず「他の人と素数大富豪をプレーする」という第一目標はクリアされたんです。
しかも、今まで関わり合いのない人と一緒に遊ぶ事ができて、素数大富豪を通してその人達と知り合う事ができたんです!
いや〜、本当に嬉しかった。

しかしながら、依然としてクラスメイトと遊ぶというのは遠い夢のまた夢の夢みたいな感じで中々ハードルを感じてました。
だが、遊びたい!


【原点回帰、クラスの友人らを無差別に誘う】


前回は相手側に押し切られた感じなので
今度は前回より、多少荒っぽく(勿論、暴力で訴えた訳では無いが)、誘ってみることにしました。取り敢えず、一回やってもらえば何か変わるかもしれない…

執拗に頼んでみました。

結果、僕は友人何人かに素数大富豪をやってもらう事ができました。
すると、どういうわけか、楽しいとか大きい素数出せた時凄い嬉しいとか肯定的な意見が多かったんです。初め、難しいとか無理と言ってた人がですよ!
素数大富豪のようなゲームだとどうしても「やらず嫌い」な人が増えてしまうのかなと思いました。

素数大富豪を今後広めていく上で

・どうやって1回目のプレーやってもらうか
・1回目で印象をよくできるか

というのが主眼となるのかもしれません。

現在も少しずつですが、校内で素数大富豪を広めたり、クラスメイトと楽しんだりしています。(大体5,6人でプレー!)新しい人とやるとどうしても、1枚出しや2枚出し中心で個人的にやりにくさがあるのですが、それでもトランプを並べて一喜一憂する友人や大きな素数が出された時の盛り上がり、その時を友人と過ごせる事に、その日常に、ささやかかもしれませんが、充足感や喜びを感じています!


【僕が素数大富豪の中で得たもの】


僕が素数大富豪を通して得たものは色んな人との出会いだと思います。
素数大富豪を広めるためだけのグループを作っていたのですが、素数大富豪を通して知りあった人やその友人だったりが加わっていくにつれて、小規模ですが、理系を中心としたコミュニティのようなものが自然とできあがっていたんです。(現在、20名程度)

LINEのグループ上でクイズ大会みたいのをやったり、石鹸についての話をきいたり、物理の話をきいたり、問題を出し合ったり、教え合ったり、僕は本当に素晴らしい出会いに恵まれたなと思っています。
そしてそのきっかけが繰り返しますが

素数大富豪」だったんです!!

勿論、校内だけではありません。
サイエンスアゴラなどのイベントだったりで僕は様々な人と素数大富豪をプレーする機会がありました。勿論、初対面の人も含めてです。
1つのゲームを通して、世代もコンテクストも超えて、偶然にもその場に集まって1つの時間を共有する、熱中する、それってとっても素敵な事だと思います!

僕は、今年の文化祭で出会った友人達と共に数学についての発表をしました。自分で発表をしてみたい、自分が面白いと思った事を伝えたい、共有したいというのが動機です。
更にその根源は、五月の数学カフェ(素数カフェ)での、素数大富豪考案者であられる、せきゅーんさん、日曜数学者tsujimotterさんの講演を聴いて、胸躍り、感動したという経験でした。
時間は1時間。多くの人が見にきてくれました。立ち見の人まで。
ターゲットが中学生だったので、それ程、高度な事を話したりできたわけではありません。それでも、中学生だけじゃなくて、色んな世代の人が驚いたり、感心してくれて、面白かったと言ってくれました。
とっても嬉しかった。素晴らしい時間でした。

勿論、素数大富豪もやりました。文化祭では各クラス劇をやるのですが、友人らがその合間を縫って交代でコーナーを運営してくれました。本当に感謝です。
僕も色んな人とプレーして、プレーしてくれた人達が面白いな、とか奥が深い、とか色んな感想を抱きながら、やってくれたのが本当に嬉しかった。少しずつ、素数大富豪の輪が広がっていくのが感じられたのが最高に気持ちよかったです。素数小学2年生くらいの子も遊んでくれました。学校で是非遊んでみるとも言ってくれました。未来の素数大富豪界のホープかもしれません。

兎も角、僕はこの1年、素数大富豪に触れて色んな経験をする事ができました。楽しかった。本当に素敵な一年でした。
素数大富豪との出会いに感謝です!

【最後に】


普段、使われるだけ、使役されるだけの「数」達が僕らの意思とは関係なくお互いに繋がりあって、関わりあっている。その事実を知った時の感動は今でも、これからも忘れる事はないでしょう。

そんな数達と少しでも近づけるかもしれない
ゲーム。
素数が主人公のゲーム。
誰でも楽しめるゲーム。
世界が違って見えるゲーム。
人と人を繋ぐ事ができるゲーム。
人を熱くさせるゲーム。
その名も素数大富豪」!!
ただのゲームといってしまえば、それだけかもしれませんが、色んな人を熱くし、夢中になれる、本当に素晴らしいものです!

文系も理系も、年齢も関係ない!
取り敢えず、やってみようじゃないですか!!
素数大富豪はまだまだ、発展途上のゲームだと思います。これから、もっと魅力的で素晴らしいものになっていくでしょう!
僕はそれを願い、信じています。
僕も1人の数学ファンとして、素数大富豪プレイヤーとして、これからもこのゲームを楽しみたいと思います!


素数大富豪に永遠あれ!!